首都ウランバートルと意気をのむような風景
高層ビルが立ち並ぶ首都ウランバートル。その中心部を囲む丘陵には、雪害などの影響で地方を離れ、仕事を求めて移り住んできた住民たちのゲルが斜面にはりつくように建ち並んでいます。
モンゴルでは、チベット仏教であるラマ教がチンギスハーンの時代から主要な宗教として普及し、多くの寺院やラマ僧が存在していました。しかし清朝により侵略され徹底的に弾圧を加えられ、その後のソビエト共産党の支配下でも弾圧は一層過酷になり、殆どの寺院が破壊され大勢の僧侶も虐殺されました。
1999年に民主化されモンゴル国になり、今まで活動できなかったラマ教も広く行き渡り、シャーマニズムも隆盛を極めています。
モンゴル草原には未だ手つかずの自然が多く残っており、又、息を呑む様な絶景も多種多様に存在します。